001. 坂道と洞窟展望台と展示場を持つ施設のプロポーザル案である。条件(敷地、要項など)を分解し、整理すると相反する性格を持つ2つの建築がでてくる。1つ目は移動しながら変化する眺望を楽しめる、坂道の展望台。2つ目は落着いた空間で展示物を楽しめる、洞窟の展示場。徹底的な還元主義にもとづいて、各々条件を整理することに今回のプロポーザルは徹した。そこから生まれる建築はありふれたものになることはなく、むしろその場に根ざした個性を獲得している。 ← Prev 1 2